■白化現象への影響に関しては、グルーが完全硬化した後の洗顔であればさほど問題は生じないかと考えられます。
無料ダウンロードコンテンツ資料【エクステ装着後の「グルー白化現象」を避ける方法とは】もご用意しておりますので、お客様へのご説明の際にご活用いただければと存じます。
■接着持続性を損なう=マツエクが取れやすくなるという問題については、「オイルクレンジング(洗浄用のオイル成分を含むクレンジング)の使用により接着強度が弱くなる」という説もあり、「すべてのオイルクレンジングがまつげエクステに対して接着強度を低下させる」という認識を持っておられる方もいらっしゃいます。
オイルクレンジングの使用がまつげエクステの接着強度に影響を及ぼすか否かに関して信頼に足る試験結果は無く、オイル成分を配合するクレンジング(洗顔料)のご利用の可否については、適切な試験方法を用いた数値根拠に基づく回答ご提示は致しかねていたのがこれまでの状況です。
この度、当社松風では、「まつげエクステンション研究所」との共同企画として「(まつげエクステンション)オイルクレンジング評価試験」の試験方法が2018年3月に確立されたことにより、評価試験に合格した「マツエクユーザーが使用できる市販のオイルクレンジング」のご紹介を2018年5月から開始しております。今後の展開としては、松風公認制度有資格者からのお問い合わせが特に多い製品を優先し、順次試験を実施する所存です。
上記の通り、市販のオイル成分商品がまつげエクステ接着強度に及ぼす影響は、ほとんど評価結果を得ていない現状であることに加えて、オイルのベタつきをさっぱりと洗い流すためにゴシゴシこすらざるを得ないという場合は目元への負荷も大きくなるということからマツエクが取れやすくなる可能性も否めない点も考慮すると、まつげエクステメーカーが推奨するマツエク対応クレンジングをご使用いただくことがリスク軽減に貢献するであろう旨お含みおきをお願いする次第でございます。
一般消費者様夫々にこだわりのメイクオフ方法をお持ちでいらっしゃるかとは存じますが、マツエク装着者様の目元のメイクオフに際してのまつげエクステサロン様からのアドバイスとしては、『まつげエクステメーカーが推奨するマツエク対応クレンジングを使用し、こすりすぎないように(特に目元は指の腹を横方向に動かし)優しくオフする』ことについても、お伝えいただけましたら幸いに存じます。