松風LEDライトの波長幅と紫外線波長幅は異なる点や、施術中に浴びる光の照射時間を鑑みても日焼けリスクは低いと考えております。
また、松風LEDは明確なエビデンスデータを元に、安全性を評価した商品をご提供いたしております。
■松風LEDライト波長・・・360nm~460nm
下記に『光の波長の範囲』について解説させていただきますので、松風LEDの安全性についてご理解を深めていただけますと幸いです。
私達の身の回りには、太陽の光や照明の光などの様々な光があり、光とは「電磁波(でんじは)」と呼ばれ空間を伝わっていく「波」の一種のこと。
光は波の長さである「波長」の長さによって、目に見える色が変化します。さらに、光には目に見える光と見えない光があり、目に見える光は「可視光線」といいます(約400~780nmの範囲の波長)。
目に見えない光には、日焼けのもとになる「紫外線」(UV-A:315~400nm/UV-B:280~315nm)や、テレビのリモコンなどに使われる「赤外線」(780~1mmの範囲の波長)などがあります。
松風LEDライトの波長は、360nm~460nmの範囲ですが、光の発光強度が最大となる波長のピーク値は411nmに設定いたしております。
そのため、UV-A波長領域での光の量は非常に少なく、日焼け反応を起こす前に施術が終了するので、問題ないと考えております。
また、ACGIH(American Conference of Governmental Industrial hygienists:米国労働衛生専門官会議)の勧告では、ほとんどの労働者が健康上の悪影響を受けずに紫外線の下で労働できるUV照射条件についてTLV(Threshold Limited Values:閾値)を定めています。この中で、近紫外線(320~400nm)領域については、16分以上照射を受ける場合は裸眼に対して1.0mW/cm2(1,000μW/cm2)以下であることとしています。
松風LEDライトにおいて、最も光強く当たる箇所(cm^2)の計測値、
近紫外線(320~400nm)領域の積算値は、約1000uW/cm^2となります。
上記TLV閾値の16分以上(960秒以上)との対比は以下になります。
マツエク施術では、片目に対して120本を各2秒照射した場合、積算で約240秒となります。
TLV閾値に対して約1/4の照射になりますので、安全性の目安としてご参考ください。
なお、上記TLV閾値は裸眼に対してである為、眼を閉じてアイプロテクトシートをした上においては、影響は更に低いものとなります。
ただし、一般に皮膚障害に関する閾値は、個人差が非常に大きい為、松風LEDライトがTLV閾値の1/4の放射照度でも、光に対する反応性が高いお客様へのご使用は慎重にご判断いただく事をお願い申し上げます。