レーシック手術後の経過観察は概ね6か月必要であるという根拠に関しましては、手術経過が思わしくなく再手術の判断に至る場合も考慮することに基づきます。
術後しばらくの間、ステロイド点眼薬を使用することが一般的ですが、この点眼薬は免疫力を下げる(そのため、同時に抗菌薬も使用します)ので、「ステロイド点眼薬使用期間中のまつげエクステ施術は行わないようにしましょう。」とご案内させていただいております。
まつげエクステを装着する時期は、自己判断で決定せず、必ず主治医の許可を得てからという姿勢が、トラブルリスクの軽減に繋がります。
主治医に「点眼薬はもう要らない」とか、「化粧を普段通りしてよろしい」などと言われた際に、「まつげエクステを装着しても差し支えないか?」の質問をしていただくようお客様にお願いし、その回答を基に施術を行うか否かのご判断をしていただくことが肝要であるかと存じます。
松風テキストの「まつげエクステとレーシック」の頁も併せてご確認お願いいたします。
術後経過は人それぞれの違いが生じますので、「●●●経過したら大丈夫です。」とは断言できず、また、「お客様の自己責任においてご判断ください。」とお客様の意志に一任してしまうような言い回しでの対応は、トラブルリスクを増長する可能性もございます。
疾患治療のみならず、アートメイクや目元の美容整形、また下瞼のヒアルロン酸や脂肪注入等、医療に係わる術前術後のマツエク施術実施判断に関しましては、必ず主治医の許可を得ていただくという点についての徹底を重ねてお願いする次第でございます。