グルートレーに出してからのグルーの硬化反応は、ご使用環境による影響を受けます。
特に、ヘアカラー剤やパーマ剤から発生するアミン(アルカリ性揮発物質)はグルーの硬化反応を早める働きをするので、ヘアサロン環境下でのご使用に適するグルーは空気中のアミン濃度により異なる結果となる旨、先ずはご理解をお願いいたします。
現在ご使用いただいているグルーが環境に適合しているか否かのご判断は、「松風グルー最適診断」をご参照ください。
https://www.eyecosme.jp/contents/lp/gluechart/
その環境において最適であるとご判断いただいたグルーでも、例えば、ヘアカラーやパーマの施術頻度・まつげエクステ施術のタイミングによって、施術空間のアミン(アルカリ性揮発物質)濃度が高い状況であったり、ヘアサロン環境以外も共通することですが、施術空間湿度が高い場合は、グルー置石・シート・シール上に出したグルーの硬化は早まります。
その際は、以下ご傾注をお願いいたします。
※施術環境の適切な湿度保持に配慮する。【室内湿度は概ね55%前後が理想的(許容範囲:40%~70%)です。】
※グルードームの大きさは直径約8mm程度とする。【ドームが小さ過ぎるとすぐに固まってしまいます。また、グルートレーやシート上に脂分などが付着しているとぷっくりとしたドーム状にならず平らな状態となり、より硬化が早まってしまうのでご注意ください。】
※操作性を維持するためには5~10分以内に新規グルードームを形成して使用することが望ましい旨、商品説明書に記載させていただいておりますが、ご使用環境を考慮し適宜タイミング(硬化反応が早いと感じられる場合は、新規グルードームの形成も早いタイミング)でのご対応をお願いいたします。
尚、グルーの性質に関して再度ご確認いただきたく、松風テキスト(電子ブック)のグルーに関する頁(p.11~)記載内容についてもご高覧いただけましたら幸いに存じます。
https://www.eyecosme.jp/textbook/#page=11
上記、お含みおきいただき適宜ご対応いただいたにも関わらず、グルー硬化に関して異常を感じられる場合は、弊社宛ご連絡いただきますようお願いいたします。